ウェディングドレスの歴史探検隊
お元気様です
今日はいい天気!ほんのり暖かくて過ごしやすい気候ですね
この3連休はお式のお客様もすっごく多く、今日はたくさんの衣装・小物類が返却されてきました
大変お疲れ様でございました!!ゆっくりお休みなさってくださいね
最近は色直しにカラードレス以外の衣装(色打掛や振袖などなど…)をお召しになる花嫁様も少なくないですね
…が、やっぱり圧倒的にレンタル率が多いのが白のウェディングドレス
今日はそんなウェディングドレスにもっともっと詳しくなっていただきたい!
もっともっとウェディングドレスを好きになっていただきたい!
この思いを胸に、今日は綴っていきたいと思います(*’ω’*)ルン
なので、今日はウェディングドレスの歴史について、探ってみますっ
①ドレスを着る=経済力の誇示
ウェディングドレス自体の歴史は相当深く、ギリシア時代までさかのぼります…
当時、ウェディングドレス=白の概念はなく、レッド・グリーン・ブルーなどの色に
シルバーやゴールドの刺繍・ジュエリーがたくさんついている、今からでは考えられないほど
煌びやかなものでした
16世紀にはベールは白、衣装は晴れ着といったスタイルに変化しドレスの色も様々となっていました
初めて白のドレスを挙式の場で着たのは当時のスコットランド女王のメアリー・スチュアートでした
右がベールを付けたメアリーですなんと高貴なお姿…
②ホワイトドレスの定着には…
女王がこのような姿で挙式を挙げることから、1718世紀にかけてはだんだん
ドレス=白が注目されるようになってきました
定着をさせたのは、イギリスの女王・ヴィクトリア
当時の様子はこんな感じです
「純潔」を意味するシルクサテンの滑らかな生地に、たっぷりとあしらったレース
宝石は身に着けず、「繁栄」を意味するオレンジの花冠をつけた、当時としては
めちゃくちゃ珍しいナチュラルテイストなヴィクトリア
ですが、当時は肌の露出はあまり美しくないという印象があったため、長袖のドレス
が基本となっていました…今から見ればなんとクラシカルで荘厳な雰囲気なんでしょうか
今でも注目を集める「ロイヤル・ウェディング」はここから始まったのですね(*‘∀‘)
③日本でのウェディングドレスの普及はいつ?
実は第二次世界大戦後から、国民にウェディングドレスが知られるようになりましたが、
ドレスで式を挙げる人々は全体の3%と恐ろしく少なかったんです…
ですが、バブルの時代に西洋文化にあこがれを持つ人だったり、経済的な面で
和装が着れなかった人などに好評を受け、今のように定着しました
いかがですか?ドレスの歴史を知るとますます興味深くなってきませんか?
ドレスのことを知ってるご試着と知らないご試着だと、また見え方も違ってくるかもですね
今日は過去へタイムスリップしたかのようなクラシカルなドレスのご紹介